2023年6月2日
建設業界の仕事は、未経験の人にとっては「体力的にきつい」「職人さんが怖い」など、少しネガティブな印象を持っている人もいるかもしれません。
しかし、建設業界の仕事は、大きな達成感を得られる素晴らしい仕事です。今回のコラムでは、若い人たちに向け、建設業界で働くことの魅力を紹介します。
どんなに小さな住宅工事だとしても、たった一人で作業する建設現場はほとんどありません。チームで建設プロジェクトに取り組むことは、完成時の達成感が非常に大きいものだと感じます。建設プロジェクトは多くの人材が協力して行うものであり、それぞれの専門分野の知識や技能を集めることで、より高度な建物や施設を作り上げることができます。また、プロジェクトが進む過程で、仲間たちとの協力やアイデアの共有が、自分自身のスキルアップや成長にも繋がることがあります。
建設業界は、技術革新が進んでいるため、新しい技術を身につける必要が次から次に出てきます。建設プロジェクトは多くの人材が協力して行うものであり、自分の専門分野での技能や知識を高めることができるため、プロジェクトの進行中に自己成長をすることができます。
また、建設業界は社会にとって非常に重要な役割を担っているため、自分が関わった建物や施設が社会に貢献することも嬉しいものです。技術を身につけることで、より高度な建物や施設を作り上げることができ、それによって多くの人々の生活が豊かになることが期待されます。
かつて、建設業は「きつい、汚い、危険」の「3K」というイメージを持たれていました。
しかし現代の建設業界は、労働環境の改善に向けた取り組みが進んでいると感じます。建設現場における安全性や労働条件の改善に取り組んでいる企業が増えており、従業員の安全と健康に配慮した取り組みが進んでいます。また、労働時間の短縮や休暇制度の充実など、労働者の福利厚生の向上にも取り組んでいる企業が増えていることも印象的です。これらの取り組みが進むことで、より働きやすく、魅力的な業界になっていくことが期待されます。
さらに、前述したとおり建設業界は技術者のスキルが高く評価される世界です。もちろん下積みの努力は必要ですが、最先端技術などを意欲的に磨いていけば、貴重な人材として若いうちから多くの給与を得ることも決して不可能ではないでしょう。